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『HTML and CSS: Design and Build Websites』の感想

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『HTML and CSS: Design and Build Websites』を買ったので、たまには参考書の感想でも書いてみます。
本のサイトは以下からどうぞ。

Learn HTML & CSS - a book that teaches you in a nicer way

普段はこういう洋書の参考書は買わないのですが、サイトで見ることのできる数ページを見て、買うことを決定しました。
中身はあまり期待していませんでしたがw
で、実際に読んでみて、やっぱりかなり入門者向けだなーと思いました。

内容としては、HTMLとCSSの各要素やプロパティの簡単なリファレンスと、サイト制作の基本みたいな感じでした。
HTML5とCSS3にも触れられていて基本は結構充実していると思います。
ちなみに、本の厚さは通称ガラケー本『パーフェクトJavaScript』くらいあって思っていたより分厚いです。

そういうリファレンス的なのは大体わかっていることしか書かれていませんでしたが、それ以外には面白いものも多かったです。
様々なフォントを使う方法とそれぞれの問題点の表や、画像のフォーマットの向き不向き、現在主流のデバイスのスクリーンサイズなど、今から始める人には役立つんじゃないかと思います。
他にもコラム的なものは結構ためになりました。

またChapter 18の「Process & Design」がとてもよかったです。
そのサイトの目的、どういうターゲット層に向けているかなど、そういったことも詳しく書かれています。

ただ……正直言って、内容だけなら日本語で書かれている本にも載っていることは多いです。
それでもこの本を買って良かったと思うところは、本自体がとても綺麗に作られていることです。
ページのデザインが非常に綺麗で、見ていてとても楽しいです。

特に、暗い背景のダイアグラム(サイトのだとタグの説明とか)は素晴らしいです。
どの内容も視覚的で分かりやすく、見るのが楽しくなります。

個人的には、綺麗なページを見て楽しむためだけでも買う価値はあると思います。
サイトも綺麗ですしね!


何かいいかげんな感じに見える感想を書いていますが、いい買い物したと思ってますよw
英語もそんなに難しくは書かれてないので、読むにはそこまで苦労しないかと思います。

『HTML and CSS: Design and Build Websites』書影
HTML and CSS: Design and Build Websites by Jon Duckett